オランダセンニチ      (キク科スピランテス属:1年草:草丈 〜30センチ:花期 〜9月)

薬効
食欲増進
分布生育場所

科名:キク科/属名:スピランテス属
別名:スピランテス/学名:Spilanthes acmella
東南アジア原産の一年草
薬用などの目的で栽培

見分け方・特徴

東南アジア原産の一年草で薬用、香辛料に栽培
茎は、根元から枝分かれして、高さ約30センチ
葉は、対生、柄があり、緑色、卵形〜広卵形、縁には浅い鋸歯がある
花は、7〜9月に、花柄を出して黄色の管状花をひとつ付け、葉や花には、刺激性の辛味がある
果実は、痩果、扁平
採集と調整
夏に頭花を採取して、水洗いして、天日で乾燥して、ミキサーで細かくする
薬効・用い方
有効性分:頭花に辛味のスピラントール、フィトステリンを含有

食欲増進に、頭花の粉末を、1回量約1.5グラムを水で服用
その他
名の由来は、園芸品種の、センニチソウ(千日草・ヒユ科)に似ていて、オランダから伝わったという意味から、オランダセンニチの名になった
明治の初期に渡来したという

別名には、センニチモドキ、葉に苦味があることから、ハトウガラシ(葉唐辛子)の名がある