イワガラミ          (ユキノシタ科イワガラミ属:落葉藤本:草丈 〜 センチ:花期 6〜7月)

薬効
食用
分布生育場所

科名:ユキノシタ科/属名:イワガラミ属
和名:岩絡み/学名:Schizophragma hydrangeoids
北海道〜九州の日本全土の山地、太い樹木や岩に寄生

見分け方・特徴

イワガラミは、蔓性の茎から多くの気根(きこん)を伸ばして、木や岩を登る落葉藤本(とうほん)
幹は太く丈夫で樹皮は厚く直径約8センチ、長さ25メートルにもなるという
気根は、茎から空中に伸び木や岩に、へばりつき上へ上へと伸びる
葉は、互生、長い柄があり広卵形〜卵形、先端は尖り、葉縁には粗く尖った刻みがある
花は、6〜7月ころに新しい枝先に、中心に小さな白色5弁の両性花を多数つけ、周りをがく片1個の大型の白色装飾花がまばらに付く
果実は、さく果、倒円錐形
採集と調整
薬効・用い方
春〜初夏に若芽、若葉を摘む

そのまま揚げ物、茹でてさらしてから、和え物、おひたし、油いため、汁の実にして食べる
かすかなキュウリの香りがあり美味しい
その他
名の由来は、岩絡み(いわがらみ)であり、大きな樹木や岩に、茎から気根を出して、からみつくことから、この名になった

花は、ガクアジサイなどに似る、良く似た生態に、ツルアジサイ(ツルデマリ)がある