ハナウド           (セリ科ハナウド属:多年草:草丈 〜200センチ:花期 〜6月)

薬効
鎮痛・鎮静 高血圧
DATA

科名:セリ科/属名:ハナウド属
和名:花独活/学名:Heracleum moellendorffii

2010/05/23 茨城県つくば実験植物園

セリ科ハナウド属オオハナウド(大花独活)

本州関東以西、四国、九州の山野に自生する2年草〜多年草

茎は中空、太く高さ50〜200センチ、上部で枝別れする
葉は互生、大型の3出羽状複葉〜羽状複葉、小葉は3〜5個つき浅〜中裂、葉縁には粗い鋸歯があり、葉の両面に毛が少しある
花は、5〜6月、オオハナウドより早く咲き、茎頂に大形の複数形花序をつけ、白色の小花を多数つけ、花序の外側花弁は大きい

名の由来は、全体がウドに似ていて小花が美しいから、ハナウドの名になったという

食用としては、樹液が肌につくと、やけどのような炎症をおこすことから、余りすすめないが、若葉をフライや粕漬けにして食べるという