グァバ/グアバ    (フトモモ科バンジロウ属:常緑低木:樹高 〜4メートル:花期 〜 月)

薬効
糖尿病 糖尿病合併症
分布生育場所

科名:フトモモ科/属名:バンジロウ属
和名:バンジロウ/生薬名:蕃石榴葉(ばんせきりょうよう)/学名:Psidium guajava
沖縄県などの暖地。日本の暖地で栽培、温室での鉢栽培
グァバはバンザクロ、バンジロウともいい、熱帯、亜熱帯の暖地で広く栽培されています。

新潟市園芸センターのストロベリーグァバ/イエローグァバ
フトモモ科のフトモモ蒲桃(フートー)ブラシノキユーカリニキ

見分け方・特徴

グアバは、高さが3〜4メートル程度の常緑の低木で、葉や樹形が非常に美しく、樹皮はサルスベリのようにすべすべした感じになります。
観賞用の樹木としても暖地では植栽され利用されています。
葉腋に2〜3個の白い花をつけて、花後に長さ5〜12センチ位の淡い緑色で、球形から洋梨形の果実をつけます。
果実は、熟すと黄色になり、甘く酸味があります。
採集と調整
グアバの若葉を採取して日干しにして乾燥し適当に刻んで保存します。
漢方では、蕃石榴葉(ばんせきりょうよう)といいます。また、実を刻んで乾燥したものを蕃果(ばんか)と呼ぶ。

栽培:グアバの樹勢は強健・丈夫で、5年目くらいから結実するので実生で繁殖させます。
グアバの栽培は容易で、冬季の気温が最低4〜5度もあれば生育し続けます。土壌は、通気がよく、排水がよい場所を選べば特に難しくなく、温室での鉢栽培も比較的容易です。樹高を高くしないように、頻繁に剪定すれば5年程度で結実するようになります。
薬効・用い方
糖尿病、コレステロール、高血圧などに、グアバ葉(ばんざくろ葉)を、お茶のように熱湯をそそぎ数分したら飲用します。または、適量を数分間煮出して飲用します。
また、下痢、歯痛、口内炎、胃潰瘍、止寫、湿疹改善、痒み止め、あせもなどの改善にも用いるとされています。

グアバの黄色く熟した果実を生食か、ジュース、ゼリーにします。甘く酸味があり、ビタミンCが豊富な飲み物です。

グアバ葉には、植物繊維40%を含み、100グラム中には、鉄8.7〜18.5ミリグラム、リン327.0〜729.5ミリグラム、ナトリウム132.5〜263.3ミりグラム、カルシウム136.4〜257.9ミリグラム、マグネシウム186.7〜259.7ミリグラム、ビタミンC11.4〜33.3ミリグラム、カリウム1129.0〜1647.0、タンニン6172.0〜10257.0ミリグラムを含むとされています。

特に、グアバ茶ポリフェノールの働きが、食後の糖分の吸収を抑えて、血糖値の上昇を抑制します。無糖、カロリー・ゼロのために肥満傾向の人には大変便利な飲料になります。
その他
グァバの果実や葉は、古くから日本の沖縄県や台湾などで果実、根、葉が糖尿病、下痢、歯痛、口内炎、胃潰瘍に効果があるとされて用いられてきました。
グアバは、ふともも科・バンジロウ属(Psidium cattleianum)で、熱帯および亜熱帯アメリカ、西インド諸島に約150種類が知られています。
食用果実として栽培される品種は耐寒性が強く、日本の暖地でも多くの栽培がされています。

グァバの近種には、ストロベリーグァバがあり、果実はグァバより小さく、香りが強いという特徴があります。