アマナツ/カワノナツダイダイ   (ミカン科ミカン属:常緑小高木:樹高 〜4メートル:花期 〜5月)

薬効
健胃(けんい)薬 浴湯料
DATA

科名:ミカン科/属名:ミカン属
和名:甘夏柑/別名:川野ナツダイダイ/生薬名:枳実(きじつ)/枳穀(きこく)/夏皮(なつかわ)/学名:Citrus natsudaidai Hayata f.Kawanonatsudaidai

2008/11/23 新潟市新津園芸センター
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山口県原産の柑橘(かんきつ)で、高さ2〜4メートルの常緑小高木

ナツカンは、江戸時代中期の1700年頃に、山口県長門市仙崎大日比の海岸に流れ着いた果実の種を播いたことが起源とされる
その後、19世紀に萩市に伝わり栽培が盛んになり、明治維新で困窮した士族の救済策として栽培が奨励された
アマナツカンは、突然変異により生じたもので、川野ナツダイダイ(甘ナツ)などと呼ばれる酸味の少ない晩生かんきつの代表品種

カワノナツダイダイの品種
カワノナツダイダイ/普通系:熟期3〜4月、果重4〜500グラム、酸味少ない
カワノナツダイダイ/立花オレンジ:熟期3〜4月、果重4〜500グラム、酸味少ない、果面滑らか