オクモミジハグマ         (キク科モミジハグマ属:多年草:草丈 〜80センチ:花期 〜10月)

DATA

科名:キク科/属名:モミジハグマ属
和名:奥紅葉白熊/学名:Ainsliaea acerifolia var.subapoda

2007/08/16 新潟県荒沢岳
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本州近畿地方以北の山地〜深山の林下に自生

山地の林下の生える多年草、本州近畿地方以西〜四国、九州の山地に多いモミジハグマの変種、高さ30〜80センチ
茎は直立、葉は茎の中に集まり数枚が輪生のように互生し、カエデの葉に似て掌状に浅裂する
花は8〜10月、花茎を伸ばして多数の白色の頭花を穂状につける
頭花には小さな筒状花(とうじょうか)が3つづつあり、花びらが5裂して細長く反転したり、らせん状に回転したりする

名の由来は、花を白熊(はぐま・ヤクの毛/白い毛)で作った旗や兜(かぶと)に見立てて、ハグマの名になった。また、葉の形からモミジ、自生地から、日本の奥(北部)にたとえて、オクモミジハグマの名になった