アカマイ                        (イネ科イネ属:多年草:草丈 〜100センチ:花期 〜8月)

薬効
生活習慣病予防 滋養強壮 便秘予防 食用
分布生育場所

科名:イネ科/属名:イネ属
和名:赤米/学名:Oryza sativa subsp. japonica
縄文時代後期に栽培されたウルチ米
新潟県産コシヒカリ(新潟県加茂市七谷産こしひかり美人米)
イネ(コシヒカリ)

見分け方・特徴

草丈約1メートルのイネ科の植物
イネより穂全体が赤く種皮も赤色を帯びるが、白米と比較すると収穫量は少ない
採集と調整
一般には、5〜6月ころ播種、9〜10月に収穫、精米して食用、米(こめ)と比較すると食味はやや落ちる
薬効・用い方
白米と比較して、アカマイなどの古代米には、カテコールタンニン、アントシアンなどのポリフェノールを含み、B2、E,ナイアシン、葉酸などのビタミン類、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル類、食物繊維などを多く含むので、一般的には、白米に好みの量を混ぜて炊いて食べる

また、動脈硬化の予防、糖尿病の改善、体力増強、貧血改善、疲労回復、便秘解消、美肌作用などに有効にり、アカマイなどの古代米は、現代社会の生活習慣病や長寿食、美容食として優れています
その他
アカマイは、ポリフェノール色素のカテコールタンニン(カテキン)やアントシアンを含み、炊き上げると赤色の美しいご飯になります

アカマイには、ジャポニカ種(短粒)とインデイカ種(長粒)の2種類があり、ジャポニカ種が日本の水稲の起源と考えられていて、赤飯はアカマイを炊いたことからついた名だという

古代米には、アカマイとクロマイがあり、クロマイはインデイカ種(長粒)のモチ米で、アカマイ、クロマイも白米に混ぜて、炊いて食べます