オゼコウホネ              (スイセン科コウホネ属:多年草:花期 6〜9月)

薬効
滋養強壮 はれもの・できもの 打撲傷(うちみ) 月経不順 産前産後  
           
DATA

科名:スイセン科/属名:コウホネ属
和名:尾瀬河骨/生薬名:川骨(せんこつ)/学名:Nuphar japonicum var.ozeense

2010/05/23 茨城県つくば実験植物園

スイセン科コウホネ属コウホネ(河骨)

北海道猿払原野、本州月山、尾瀬沼の高山から北地の池沼に自生

根茎は太く泥の中を這い繁茂する
水中の葉は短柄があり長卵形、水面に浮かぶ葉は広楕円形長さ8〜15センチ、葉裏の中脈に沿って毛がある
花は、7〜8月水上に柄を伸ばして黄色の花を1個つける
直径約2〜3センチ、がく片5枚、花びら状に見え、多数の花弁と雄しべがあり、柱頭盤が深紅色
本州東北地方、北海道東部の池沼に自生するネムロコウホネ/エゾコウホネは母種という

名の由来は、尾瀬に自生するコウホネから、オゼコウホネの名になったという