オリーブ

オリーブ
地中海地域、アフリカ北部、小アジア原産などの説があります。
モクセイ科オリーブ属 高さ10m以上の大木
開花期 5〜6月 

特徴:
先史時代から栽培され、オリーブの木は古代ギリシャの時代には英知の女神アテネが作ったと考えられています。そのため多くの神話や伝説に登場します。
現在でもハトとオリーブの組み合わせは平和や友情を表し、旅の安全を祈るお守りにもなっています。

高さ10mほどに成長する常緑樹です。
グレーの枝は細く、対生する葉は上面は緑で下面は銀白色を帯びています。
花は5〜6月ごろクリーム色で芳香のある小さな花を円錐花序につけ、花の後、果実が実り、成熟すると黒または紫色になります。

栽培:
日当たり良く水はけの良い場所を好みます。
酸性土壌を好みませんのであらかじめ石灰を施しておきます。
根が浅くもろいため、強風には弱いようです。
高温多湿を嫌い、寒さには弱いです。
自家結実性が弱いので異品種を混植すると受粉しやすいでしょう。

利用法:
葉、果実、油、木材が使用されています。
木材からは器や戸棚が作られます。
加工された実はオードブルやピクルス、カクテルのマティーニに添えられます。
乾燥させた葉はお茶に。
オレイン酸の豊富な油は、あらゆる料理に用いられます。
美容のために肌に塗ったり、オリーブ油で作った石鹸は良く知られています。

効能:
オリーブの葉は、ポリフェノールの一種でオレウロペイン、アピゲニン・ルテオリン・ケセルチン等のフラボノイド、トコフェロール(ビタミンE)・カルシウム・鉄分などが含まれています。殺菌、解熱、血圧降下、鎮静作用があります。
また、テレビで放映されたように、肌の健康のためにとてもよいようですね。

コラーゲンのオレウロペインが含まれているのは、オリーブの葉のみ。
メイクのノリが悪い、下着や服の跡が残って消えにくい、などの人。
コラーゲン不足の徴候が・・・

血管はコラーゲンでできているのですが、それが不足して大変なことになると、、、
動脈瘤になる人も!

【飲みかた】
急須でご使用の場合・・・急須に約3〜5gほどいれ、熱湯を注いでください。お好みの時間待ってからお飲みください。
濃さ、味、香りなどお好みの時間でお楽しみください。
1日食後に3回が適当でしょう。

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苗の植え付け - - -
開花 - -
収穫 - -
剪定 -
日光 日当たり
水遣り 適度 多湿嫌う
学名 Olea europaea
英名 Olive
科名 モクセイ科
部位
自生地 地中海沿岸
含有成分 フラボノイド配糖体(ルチン、ヘスペリジンなど)、フラボノイド、セコイリドイド配糖体0.3%、ビタミンE
作用 抗酸化、利尿、抗菌
適応 高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の予防、火傷、妊娠線の予防
副作用 -
禁忌 - 
ほか 皮膚への浸透性や使用感がよいため化粧水原料としても用いられる。
飲み方 ティスプーン1杯強(約2g)に、熱湯150mlを注ぎ、5〜10分間浸出し、1日3回飲む。