アフリカ北部、ヨーロッパ南部原産 マメ科シャジクソウ属高さ３０〜９０ｃｍの一年草
特徴：
属名のトリフォリウムは、ラテン語の「３」と「葉」の合成語に由来していて
本属に３出葉をもつ種類が多いことによります。
この根には窒素固定作用のある根粒ができます。
葉は長い柄の先に丸い３枚の小葉がつき、先はくぼんでいます。
花は深紅色で、細長い円錐状に集まって咲きます。
栽培：
日当たりと水はけのよい、肥沃な場所で育てます。
秋に種をまくか、株分けにより増やすことができます。
利用法：
甘い香りのする花はサラダの彩りにほぐして散らします。
蜜が多いので花をティにしてもおいしい上品な香りのティになります。
生のままでは消化が悪いのですが、塩水に数時間つけるか、
１０分ほど茹でると、栄養豊富な野菜として、サラダなどに
利用できます。
全草を飼料として、また窒素分が多いため緑肥植物として
すきこむのもよいでしょう。
