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見出し経穴学考察

陽きょう脈病

陽きょう脈病

陽蹻脈病(ようきょうみゃくびょう)とは奇経の一つである陽蹻脈の病である。

症状

主に身体の内側の筋肉が弛緩し外側の筋肉が拘急する、狂走、目が閉じないなどが起こるとされている。

治療

鍼灸においては陽蹻脈を参照。

陽きょう脈

陽蹻脈(ようきょうみゃく)は経絡の一つ。足の太陽の別脈、その脈、踝中に起こり、外果の下、足の太陽の申脈穴に出、外果の後循って僕参穴を本と為す。上って外果の上3寸、跗陽穴を以って郄と為す。直下して股の外廉を循り脅(腋下より肋骨尽くるところ)の後、上腕の内側を循り、臑兪穴にして手の太陽と陽維とに会す。

肩の外廉を上行し、巨骨穴で手の陽明、肩髃穴で手の陽明、少陽と会す。人迎を上り、口吻を挾み、地倉穴で手足の陽明と任脈に会す。足の陽明を上り、巨髎穴に行く。また承泣穴にて任脈と会し、目の内眥に至って手足の太陽、足の陽明、陰蹻五脈と睛明穴に会す。睛明穴より上行して髪際に入り、耳の後を下り、風池穴に入って終わる。

申脈→僕参→跗陽→居髎→臑兪→巨骨→肩髃→地倉→巨髎→承泣→睛明→風池

宗穴-申脈 郄穴-跗陽