SI14.肩外兪(けんがいゆ)

取穴部位:第1・第2胸椎棘突起間(陶道穴)の外方3寸、肩甲骨内上角の骨際

筋肉:僧帽筋肩甲挙筋

運動神経:副神経頚神経叢筋枝、肩甲背神経

知覚神経:胸神経後枝

血管:頚横動脈

SI15 )『肩中兪』けんちゅうゆ手の太陽小腸経  

主治・対象疾患

肩こり

後頸部のこわばり

肩背痛

頸部痛

頭痛

頭重感

咳嗽

 
 
 I15)肩中兪(jian1zhong1shu4)(けんちゅうゆ)

【取穴】

上背部、第7頚椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方二寸。

・筋肉:僧帽筋/肩甲挙筋

・運動神経:《》副神経、頚神経叢筋枝(僧帽筋)・肩甲背神経(肩甲挙筋)

・知覚神経:脊髄(頚・胸)神経後枝

・血管:頚横動脈

※肩甲棘内端縁と後正中線を結ぶ線上で、肩甲棘内端縁から1/3の垂直線と第7頚椎棘突起下縁の水平線の交点にとる。

【名の由来】

本穴が肩井と大椎の中間に在る事から。

【作用】

〔瀉〕宣肺解表・疏経活絡

【弁証主治】

◆手太陽経病

下顎痛・頚部静脈瘤・項頚部痛・肩痛・上肢後内側の痛み、火照りなど

【主症主治】

悪寒発熱・視野が暗くなる・咳嗽、咳血