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見出し経穴学考察

厥陰経病

厥陰経病

伝統中国医学における厥陰経病(けついんけいびょう)は、六経病の一つで少陰経病

 少陰病

伝統中国医学における少陰病(しょういんびょう)は、三陰三陽病の一つで太陰病

太陰病

伝統中国医学における太陰病(たいいんびょう)は、三陰三陽病の一つで陽明病を過ぎて起こる外感性疾病。六経病では太陰経病である。傷寒論では、「太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利益々甚だしく、時に自ら痛む若しこれを下せば、必ず胸下結鞕す」といわれ陽明病期の後にくるもので、体力衰し、身体冷え、腹虚満、腹痛、下痢、嘔吐などの胃腸症状を呈する。

を過ぎて起こる外感性疾病六経病では少陰経病である。傷寒論では、「少陰の病たる、脈微細、ただ寝んと欲するなり」といわれ、ますます元気がなくなり、臥床してうつらうつらしている。は微細で触れにくくなる。

が過ぎて最後に起こる外感性疾病。三陰三陽病では厥陰病である。厥陰経病(心包経肝経)に達して、厥陰経は陰器を巡り肝を絡う。そのために煩悶を起こし、陰嚢が収縮する。そして死に移行する。