生薬詳細

生薬名

サンシシ

生薬英名

Gardenia Fruit

生薬ラテン名

GARDENIAE FRUCTUS

生薬和名

山梔子

基原植物

Gardenia jasminoides Ellis(クチナシ) 植物詳細

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

科名

Rubiaceae

和科名

アカネ科

一般名

サンシシ

一般英名

Common gardenia, Cape jasmine

品種等

クチナシ,ヒトエノコクチナシ

分類

常緑樹

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/WHOLE_PHOTO_DATA/WHOLE_PHOTO_FILE/thumbnail/44.jpg

形態的特徴

高さ1~数mで,株状になる常緑低木.葉は短柄,倒披針形~長楕円形・楕円形で長さ5~15cm,幅2.5~5cm,全縁,光沢ある革質で上面が濃緑色で対生,時に輪生する.托葉は4個すべてが合着し,長さ6~10cmの円筒状で先が斜めに切れる.花冠は6(5~7)裂し,直径5~8cmで頂生.開花初期は白色であるが後に黄変する.子房下位で2室,柱頭は棍棒状をしている.果実は楕円形で6つの稜翼があり,先端部の宿存性の萼片に連なり,熟すと橙黄色~赤黄色になるが,裂開はしない.果実は肉質の液果で,暗赤色の泥状の果肉に包まれた多数の種子を内蔵する.種子は長さ約4mmで偏平な卵形.

生態的特徴

日本(静岡県以西~琉球),中国中南部,台湾,インドシナの山地に分布.花期は晩春~初夏,芳香を有す.

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

寒さの区分

Ⅳ~Ⅵ

日照条件

Ⅲ以上

暖かさの区分

110以上

土壌分類

Ⅲ,Ⅳ

土壌適正

排水が良く,保水力の強い場所に適する.砂壌土~埴壌土に適する.肥沃地に適する.

遮光

土壌の過度の乾燥がなければ,遮光の必要はない.

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/saibai_kubun.jpg

写真ライブラリー

写真ライブラリー写真ライブラリー(Gardenia jasminoides Ellis(クチナシ))

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/376.jpg

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032-03 クチナシ葉06.1.22種子島

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/377.jpg

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032-07 クチナシ収穫物05.12.27種子島

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032-08 クチナシ生薬(ヒトエノコクチナシ96.12.24収穫)06.1.27種子島

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種子

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穂木:

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発芽

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クチナシ(ヒトエノコクチナシ)

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果実

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結実期

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/386.jpg

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収穫物

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

生薬名

サンシシ

組織培養物及び効率的増殖法

Gardenia_jasminoides-Ref-1 ,

組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

文献コード

Gardenia_jasminoides-Ref-1

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Serret MD et al., Plant Cell, Tissue and Organ Culture 47: 217-230 (1997)

要約(和訳)

クチナシの幼植物体の培養における増殖と順化における密閉,照明及び糖濃度の効果を2つのステージ(シュート増殖と発根)で比較した.発根時の植物体は,シュート増殖時より高い光合成独立栄養となった.照度と培地糖濃度を低くし培養物の密閉を緩くすることで,植物体の光合成独立栄養が高まった.

目的

増殖と順化における照明、同位元素を用いての糖濃度の効果を比較

材料(品種,系統,産地,由来)

温室で育成している株

外植片

2cmの茎頂 滅菌の記載なし

初期培養

MS培地+3%ショ糖+1mg/L BA+0.8%寒天

シュート増殖

同左

発根

マクロ成分を半分に希釈したMS培地+2mg/L IAA+3%ショ糖+0.8%寒天

馴化条件

ピートモス:パーライト(1:1) 最終湿度60%、照明 60(最初の1週間)→325μmol/m2/s12h日長、23

鉢上げ・定植

栽培条件

再生植物体の形質

記載なし

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

 

Gardenia_jasminoides-Ref-2 ,

組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

文献コード

Gardenia_jasminoides-Ref-2

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

P.S. George, et al., Plant Cell Reports 13: 59-62 (1993)

要約(和訳)

クロシンを産生するGardenia jasminoides Ellis植物の無菌増殖のための効率的なクローン増殖系を開発した。 BAP1mg / lおよびIBA1mg / lを含むMS培地で、培養60日目に1外植片あたり21本のシュートが増殖した。同じ培地で15日間、継代培養をBAP5mg / l)を含む液体MS培地にマイクロシュートを移すと、1外植片あたり40025本のシュートが得られた。 NAA5mg / l)添加のMS培地で効率に発根が認められた。 インビトロで育成した植物を温室内でハードニングさせた後、野外に移植できた。この方法は、商業的利用のためのGardenia急速増殖に有用である。

目的

腋芽培養によるG. jasminoides Ellisのクローン増殖のための非常に効率的な方法の開発

材料(品種,系統,産地,由来)

Gardenia jasminoides Ellisの挿し木は、インドのケーララ州Wayanad15年生の栽培植物から採取した

外植片

2個の腋芽を含む長さ1.5cmのシュートを採取し、先端芽を除去した。 外植片を30分間流水中で十分に洗浄し、0.15%(w / v)塩化第2水銀で6分間表面滅菌し、 滅菌蒸留水で3回洗浄した

初期培養

BAP1mg / lIBA1mg / lを含むMS培地で培養60日目に外植片あたり21本のシュートが得られた。

シュート増殖

BAP5mg / l)添加の液体MS培地にマイクロシュートを移すと、15日間で外植片あたり400± 25個のシュートが得られた。

発根

5 mg/l NAA添加のMS培地

馴化条件

発根した小植物は、温室内の鉢に移し活着できた。

鉢上げ・定植

鉢植え植物は圃場に移植可能であった。

栽培条件

記載なし

再生植物体の形質

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

 

Gardenia_jasminoides-Ref-3 組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

文献コード

Gardenia_jasminoides-Ref-3

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Chuenboonngarm, N, et al., ScienceAsia 27: 137-141 (2001)

要約(和訳)

Gardenia jasminoides Ellisの茎頂は、BA0,2.5,5,7.5および10mg / l)および2iP0,2.5,5,7.5および10mg / l)濃度のB5寒天培地で増殖できた。 10mg / lBAを含む培地では、BA無添加培地のシュート数の7倍であった。 BAで増殖した植物体は、非無菌条件でも100%の生存率で正常な生育となった。 7.5mg / l 2iPを含む培地でのシュートの数は、2iP無添加培地より4倍多かった。 2iPを吸収した外植片は全て、異なる程度の白色葉組織を示すキメラ植物となった。 これは、G.jasminoidesにおいて、2iPによって誘導される細胞性変異の最初の報告である。 キメラ植物は70%の生存率で、非無菌状態では遅い増殖となった。

目的

G.jasminoidesの組織培養におけるB5培地の使用を評価することを目的とする

材料(品種,系統,産地,由来)

G. jasminoidesの新梢は、自然条件で栽培された5つの植物(タイのバンコクにあるスアンルアンラマIX植物園、およびタイのバンコク、マヒドール大学理学部)から得られた長さ5cmGardenia jasminoides Ellisである。

外植片

葉を除去した後、シュートを中性洗剤で洗浄し、水道水で10分間すすいだ。 次いで、Tween-20を入れた15%(v / vClorox10分間浸漬し、Tween-20天下の10%(v / vClorox中に10分間浸漬し、続いて滅菌蒸留水中で5分間5回すすいだ。 切除された茎の先端(0.5-1.0cmの長さ)を外植片として用いた。

初期培養

10 mg/l BA 添加のB5培地

シュート増殖

7.5 mg/l 2iP 添加のB5培地

発根

植物成長調節物質を含まないB5寒天培地

馴化条件

発根した植物体は、培養と同じ環境下で透明な蓋付きの容器中に入れた湿らせたバーミキュライトに移植した。 コンテナの蓋を1mmのピンホールがある無色透明のプラスチックシートに替えることで1ヶ月間で順化できた。

鉢上げ・定植

幼植物体は鉢に移し50%自然光の下で温室におき、2ヵ月後に屋外に移した。

栽培条件

記載なし

再生植物体の形質

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

植物体栽培及び植物の効率的生産法

栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

種苗および品種

樹型,花型,花の大きさなどの違いによる品種があるが,薬用には一重咲きの結実する品種が用いられる.

繁殖

実生,挿し木,株分け,取り木の方法があるが,挿し木が最も実用的である.実生法では,形質のばらつき,育苗の繁雑さ,初期生育の遅れなどが考慮される.株分け,取り木では作業の繁雑さ,個体数確保の困難さが件う.挿し木は適温であれば周年可能である.通常,本年枝が充実した初夏~初秋が良好である.古枝の部分では発根が遅れたり不良である.挿し穂は2節以上で10 cm前後が良く,葉の大きなものは葉先の1/31/2を切除し,下部のものは除去する.挿し穂は数時間水揚げした後,案内棒で穴を空けた挿し床に1/3程度挿す.3週間~1ヵ月で発根する.

栽培適性

冬季も温暖な地域に適している.停滞水や過度の乾燥による生育への影響が大きいため,耕土が深く有機質に富み,排水・保水が良好で肥沃な土壌が適している.

播種,定植および育苗

春挿しでは当年の夏,夏以降の挿し木では翌年の春に苗圃に移植する.苗圃には十分堆肥を入れ深耕しておき,株間約15 cm に植え付ける.株間には乾燥防止のため敷き藁を施す.秋までに数回追肥する.西南暖地では1年目の秋でも定植が可能であるが,その他の地域では2年目の春が望ましい.株間・条間は将来の生育や管理・収穫作業を考慮し,1×1m以上が望ましい.植え穴は直径・深さいずれも40 cm 以上とし,十分な堆肥と少量の緩効性肥料を混入する.植え付け後は,乾燥防止のため敷き藁をする.栄養繁殖の個体では結実性を高めるため,別系統の個体を混植すると効果的である.

肥料

管理

整枝は過繁茂の場合や適期以外の場合(花芽形成は夏),着花不良の原因となるため通風や採光を図る程度とする.

病害虫駆除

害虫ではオオスカシパ(Cephonodes Hylas Linne)の幼虫による食害があリ,終令幼虫となると1日で相当の被害が生じる.カメノコロウムシ(Ceroplastes japonicus Green),ツノロウムシ(Ceroplastes pseudoceriferus Green)等のカイガラムシ類の寄生と,それに伴うすす病がある.そのほかオンシツコナジラミ(Trialeurodus vaporarioum Westwood)の寄生がみられることがある. 重篤な病害はそれほどないが以下のものが知られている.  ・褐色円星病(病原菌:Phyllosticta gardeniicola Sawada):夏発生し,周囲とは明確に区切られた明褐色の円斑で,病葉は黄化し,後落葉する.  ・さび病(病原菌:Uredo gardeniae floribundae Hiratsuka): 初期は淡黄色の円斑を表面に生じ,後裏面に橙色~黄色の粉状の夏胞子堆が形成される.  ・すす病(病原菌:Balladyna velutina Hohnel):カイガラムシ類の寄生により,副次的に発生する.  ・灰色かび病(病原菌:Botrytis cinerae Persoon:葉と花に発生し,最終的には病斑部に灰色~淡褐色のかびが生する.  ・斑点病(病原菌: Phaeosphaerella gardeniae Hara)  ・徽量要素の欠乏症として,鉄,マンガンによる黄化症を生じやすい.  ・果実の熟期に,ヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis),ツグミ類(Turdus spp.)などの鳥類による食害を被ることがある.

収穫・調製

晩秋,果実が紅熟し軟化する前の黄変した時期に採集する.採集した果実は,果柄・がく裂片を除去し,自然乾燥するか,あるいは軽く蒸すか,または湯通しした後,乾燥する.

収量

生育環境により収穫差が大きい.15年生で10a当たり乾燥重量で150300 kgの収量がある.

参考情報(生物活性)

参考情報(生物活性)ファイル

特性分類表 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

栽培暦 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

栽培方法関連データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

栽培方法関連写真データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

種子発芽情報データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

備考

備考ファイル

さく葉標本情報

さく葉標本 さく葉標本

植物名

クチナシ

ラテン名

Gardenia jasminoides Ellis

備考

クチナシ

さく葉標本写真情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

写真

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/SAKUYO_HYOHON_PHOTO/PHOTO_FILE/thumbnail/14.jpg

表題

クチナシ

採取地

茨城県稲敷郡阿見町吉原 ツムラ 見本園

採取日

2011,7,8

採取者

山路弘樹

鑑定者

備考

(株)ツムラ提供

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1983

北海道研究部

10942-83HK

1983

種子島研究部

0029-83TN

1983

種子島研究部

0082-83TN (IZ)

1989

種子島研究部

0245-89TN

1990

種子島研究部

0122-90TN

1992

種子島研究部

0025-92TN

1996

種子島研究部

0033-96TN

1998

種子島研究部

0044-98TN

1998

種子島研究部

0124-98TN (IZ)

2000

筑波研究部

0125-00TS

2000

種子島研究部

0036-00TN

2002

筑波研究部

0585-02TS (IZ)

2003

筑波研究部

0294-03TS

場内自生種

種子島研究部

0000-NGTN

部位

果実

局方収載

食薬区分

非医

生薬成分

イリドイド配糖体:geniposidegeniposidic acidgardenoside.    カロチノイド色素:crocin

成分(化合物)

Geniposide(ゲニポシド) , 化合物情報詳細

名称

Geniposide(ゲニポシド)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/32.png
geniposide.mol

分子式

C17H24O10

分子量

388.37

IUPAC

CAS

24512-63-8

Other DB

CHEBI

CHEMPDB

KEGG

C09781

NIKKAJI

J16.693F

PUBCHEM

SID:11969

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

13C-NMR

JEOL ECA600

1H-NMR

JEOL ECA600

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

管理番号

LC/GC情報

MS情報

NIB-0019

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0020

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0044

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0081

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0097

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0124

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0125

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0154

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0192

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0193

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0224

LC(ESI-Q-TOF(+))

MS

NIB-0019

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0020

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0044

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0081

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0097

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0124

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0125

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0154

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0192

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0193

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

NIB-0224

LC(ESI-Q-TOF(-))

MS

この化合物を含有する生薬名

サンシシ(GARDENIAE FRUCTUS)

 Geniposidic Acid(ゲニポシド酸)化合物情報詳細

名称

Geniposidic Acid(ゲニポシド酸)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/72.png
Geniposidic Acid.mol

分子式

C16H22O10

分子量

374.34

IUPAC

CAS

27741-01-1

Other DB

CHEBI

CHEMPDB

KEGG

C11673

NIKKAJI

J17.202B

PUBCHEM

SID:13838

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

13C-NMR

JEOL ECA600

1H-NMR

JEOL ECA600

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

この化合物を含有する生薬名

サンシシ(GARDENIAE FRUCTUS)

性状

ほぼ長卵形~卵形を呈し,長さ1~cm,幅1~1.5cmである.外面は黄褐色~黄赤色で,通例6本,まれに5本又は7本の明らかな綾線がある.一端にはがく又はその跡があり,他端には果柄を付けているものもある.果皮の内面は黄褐色を呈し,平でつやがある.内部は二室で,黄赤色~暗赤色の胎座に種子の団塊が付く.種子はほぼ円形で偏平,長径約0.5cmで,暗褐色又は黄赤色である.弱いにおいがあり,味は苦い.換算した生薬の乾燥物に対し,ゲニポシド(C17H24O10388.373.0%以上を含む.

用途

消炎,止血,利胆,解熱,鎮静

調製法

晩秋,果実が紅熟し軟化する前の黄変した時期に収穫する.果柄・がく片を除去し,自然乾燥するか,軽く蒸すか,湯通しした後,乾燥する.

エキス収率

文献情報

処方

210処方では茵蒿湯,温清飲,黄連解毒湯,葛根紅花湯,加味帰脾湯,加味解毒湯,加味逍遙散,加味逍遥湯合四物湯,荊芥連翹湯,五淋散,柴胡清肝散,辛夷清肺湯,清上防風湯,清肺湯,防風通聖散,竜胆瀉肝湯. その他の処方では柴胡疎肝湯,梔子厚朴湯,梔子湯,梔子生姜湯,梔子柏皮湯,滋賢明目湯,洗肝明目湯,涼隔散.

モデル試料  11

遺伝子情報  30

日本薬局方情報

定量法 定量法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

定量法

分析条件

成分含量測定法 本品の粉末約0.5 gを精密に量り,共栓遠心沈殿管に入れ,薄めたメタノール(1240 mLを加え, 15分間振り混ぜ,
遠心分離し,上澄液を分取する.残留物は,薄めたメタノール(1240 mL を加え,同様に操作する.全抽出液を合わせ,
薄めたメタノール(12)を加えて正確に100 mLとする.この液5 mLを正確に量り,メタノールを加えて正確に20 mL とし,試料溶液とする.
別に成分含量測定用ゲニポシドをデシケーター(減圧,酸化リン(V))で24時間乾燥し,その約10 mg を精密に量り,メタノールに溶かし,
正確に100 mLとする.この液5 mLを正確に量り,メタノールを加えて正確に10mLとし,標準溶液とする.
試料溶液及び標準溶液10 μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い,
それぞれの液のゲニポシドのピーク面積AT及びASを測定する.

ゲニポシドの量(mg)=WS ×(AT/AS) × 2
 WS:成分含量測定用ゲニポシドの秤取量(mg

試験条件
 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:240 nm
 カラム:内径6 mm, 長さ15 cm のステンレス管に5 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
 カラム温度:30 ℃付近の一定温度
 移動相:水/アセトニトリル混液(22:3
 流量:ゲニポシドの保持時間が約15分になるように調整する.
システム適合性
 システムの性能:成分含量測定用ゲニポシド及びカフェイン1 mgずつをメタノールに溶かして15 mLとする.この液10 μLにつき,
 上記の条件で操作するとき,カフェイン,ゲニポシドの順に溶出し,その分離度は3.5以上である.
 システムの再現性:標準溶液10 μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,ゲニポシドのピーク面積の相対標準偏差は1.5 %以下である.

備考

確認試験法 各種試験法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

確認試験法

分析条件

(1) 本品の粉末をデシケーター(シリカゲル)24時間乾燥し,その1.0gに温湯100mLを加え,しばしば振り混ぜながら6070℃で30分間加温し,冷後,ろ過する.ろ液1.0mLに水を加えて10mLとする.この液の色は黄色で,次の比較液よりうすくない.
比較液:カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム三水和物9.8mgを水に溶かし,正確に10mLとする.この液1mLを正確に量り,水を加えて正確に50mLとする.

備考

確認試験法(TLC) 各種試験法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末1.0gにメタノール20mLを加え,水浴上で3分間加温し,冷後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする.別に薄層クロマトグラフィー用ゲニポシド1mgをメタノール1mLに溶かし,標準溶液とする.これらの液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液及び標準溶液5μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次に酢酸エチル/メタノール混液(31)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これに4-メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を均等に噴霧し,105℃で10分間加熱するとき,試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは,標準溶液から得た暗紫色のスポットと色調及びRf値が等しい.

備考


画像データ

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/793.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.44 展開時間 10分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/794.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 10cm展開 Rf値: 0.40 展開時間 16分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/795.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 7cm展開 Rf値: 0.50 展開時間 7分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/796.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 10cm展開 Rf値: 0.44 展開時間 14分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/797.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.38 展開時間 8分 標準品 ゲニポシド ①中国 江西省(2011) ②中国 江西省(2011) ③中国 湖南省(2011) ④中国 江西省(2011)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/798.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.36 展開時間 15分 標準品 ゲニポシド ①中国 江西省(2011) ②中国 江西省(2011) ③中国 湖南省(2011) ④中国 江西省(2011)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/799.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 7cm展開 Rf値: 0.40 展開時間 6分 標準品 ゲニポシド ①中国 江西省(2011) ②中国 江西省(2011) ③中国 湖南省(2011) ④中国 江西省(2011)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/800.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 10cm展開 Rf値: 0.38 展開時間 12分 標準品 ゲニポシド ①中国 江西省(2011) ②中国 江西省(2011) ③中国 湖南省(2011) ④中国 江西省(2011)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/801.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.36 展開時間 11分 標準品 ゲニポシド ①中国 (200710) ②スイシシ 中国 (20088) ③中国 (20104)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/802.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 10cm展開 Rf値: 0.35 展開時間 18分 標準品 ゲニポシド ①中国 (200710) ②スイシシ 中国 (20088) ③中国 (20104)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/803.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 7cm展開 Rf値: 0.36 展開時間 7分 標準品 ゲニポシド ①中国 (200710) ②スイシシ 中国 (20088) ③中国 (20104)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/804.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 10cm展開 Rf値: 0.35 展開時間 12分 標準品 ゲニポシド ①中国 (200710) ②スイシシ 中国 (20088) ③中国 (20104)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/805.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.48 展開時間 10分 標準品1 ゲニポシド 標準品2 ゲニピン(参考)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/806.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 10cm展開 Rf値: 0.42 展開時間 16分 標準品1 ゲニポシド 標準品2 ゲニピン(参考)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/807.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 7cm展開 Rf値: 0.45 展開時間 7分 標準品1 ゲニポシド 標準品2 ゲニピン(参考)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/808.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 10cm展開 Rf値: 0.42 展開時間 1330秒 標準品1 ゲニポシド 標準品2 ゲニピン(参考)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/809.JPGモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 7cm展開 Rf値: 0.44 展開時間 10分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/810.JPGモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 10cm展開 Rf値: 0. 40 展開時間 16分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/811.JPGモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 7cm展開 Rf値: 0.50 展開時間 7分 標準品 ゲニポシド

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/812.JPGモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako社製 10cm展開 Rf値: 0.44 展開時間 14分 標準品 ゲニポシド

乾燥減量 各種試験法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

乾燥減量

分析条件

乾燥減量〈5.0113.0 % 以下.

備考

灰分

酸不溶性灰各種試験法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

灰分

分析条件

灰分〈5.01〉 6.0%以下.

備考

エキス含量

精油含量

純度試験 各種試験法詳細

生薬名

サンシシ

試験名称

純度試験

分析条件

(なし)

備考

その他

NMR情報  6NMR情報一覧

フォームの始まり

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No.

NMR TYPE

マシン名

生薬名

生薬ラテン名

モデル試料

化合物名

1

1H-NMR

日本電子 ECS400

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposide(ゲニポシド)

2

1H-NMR

日本電子 ECS400

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposidic Acid(ゲニポシド酸)

3

13C-NMR

JEOL ECA600

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposide(ゲニポシド)

4

1H-NMR

JEOL ECA600

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposide(ゲニポシド)

5

13C-NMR

JEOL ECA600

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposidic Acid(ゲニポシド酸)

6

1H-NMR

JEOL ECA600

サンシシ

GARDENIAE FRUCTUS

Geniposidic Acid(ゲニポシド酸)

フォームの終わり

漢方処方情報

温清飲 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

温清飲

処方よみがな

うんせいいん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 3-4   ジオウ 3-4   シャクヤク 3-4   センキュウ 3-4   オウレン 1-2   オウゴン 1.5-3   サンシシ 1.5-2   オウバク 1-1.5

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , ジオウ , シャクヤク , センキュウ , オウレン , オウゴン , サンシシ , オウバク

副作用情報

間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

温清飲

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

医薬品・医療機器等安全性情報 No.278

 薬物性肝障害 , 副作用情報

処方名(漢字)

温清飲

処方の由来

不明

副作用の概要

薬物性肝障害

文献情報

矢野良嗣, 谷岡一, 豆谷俊一, 原口増穂, 浅井貞宏,小副川芳夫, 漢方薬による薬剤性肝障害の一例, 佐世保市立総合病院紀要, 25 95-98, 1999

薬物性肝障害 副作用情報

処方名(漢字)

温清飲

処方の由来

不明

副作用の概要

薬物性肝障害

文献情報

上岡留未, 上岡卓也, 北内信太郎, 塩谷昭子, 中田秀則, 原猛, 河合純, 伊藤秀一,西岡新吾, 温清飲による薬剤性肝障害の1, 消化器科, 29 (2) 231-236, 1999

Kampo CONSORT Statement

 黄連解毒湯 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

黄連解毒湯

処方よみがな

おうれんげどくとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

オウレン 1.5-2   オウゴン 3   オウバク 1.5-3   サンシシ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

オウレン , オウゴン , オウバク , サンシ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症 , 副作用情報

処方名(漢字)

黄連解毒湯

処方の由来

不明

副作用の概要

特発性腸間膜静脈硬化症

文献情報

吉井新二, 塚越洋元, 久須美貴哉,鈴木康弘, 漢方薬の長期服用歴を認めた腸間膜静脈硬化症の4, 日本大腸肛門病学会雑誌, 63 (6) 389-395, 2010

薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , リンパ球性大腸炎

Kampo CONSORT Statement

 

加味帰脾湯 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

加味帰脾湯

処方よみがな

かみきひとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 3   ビャクジュツ 3(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3   サンソウニン 3   リュウガンニク 3   オウギ 2-3   トウキ 2   オンジ 1-2   サイコ 2.5-3   サンシシ 2-2.5   カンゾウ 1   モッコウ 1   タイソウ 1-2   ショウキョウ 1-1.5   ボタンピ 2 (ボタンピはなくても可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , ビャクジュツ , ブクリョウ , サンソウニン , リュウガンニク , オウギ , トウキ , オンジ , サイコ , サンシシ , カンゾウ , モッコウ , タイソウ , ショウキョウ , ボタンピ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症 副作用情報

処方名(漢字)

加味帰脾湯

処方の由来

不明

副作用の概要

特発性腸間膜静脈硬化症

文献情報

Hiramatsu K., Sakata H., Horita Y., Orita N., Kida A., Mizukami A., Miyazawa M., Hirai S., Shimatani A., Matsuda K., Matsuda M., Ogino H., Fujinaga H., Terada I., Shimizu K., Uchiyama A., Ishizawa S., Abo H., Demachi H.,Noda Y., Mesenteric phlebosclerosis associated with long-term oral intake of geniposide, an ingredient of herbal medicine, Aliment Pharmacol Ther, 36 (6) 575-586, 2012

加味逍遙散 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

加味逍遙散

処方よみがな

かみしょうようさん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 3   シャクヤク 3   ビャクジュツ 3(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3   サイコ 3   ボタンピ 2   サンシシ 2   カンゾウ 1.5-2   ショウキョウ 1   ハッカヨウ 1

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , ビャクジュツ , ブクリョウ , サイコ , ボタンピ , サンシシ , カンゾウ , ショウキョウ , ハッカ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症 , 副作用情報

処方名(漢字)

加味逍遙散

処方の由来

不明

副作用の概要

特発性腸間膜静脈硬化症

文献情報

吉井新二, 塚越洋元, 久須美貴哉,鈴木康弘, 漢方薬の長期服用歴を認めた腸間膜静脈硬化症の4, 日本大腸肛門病学会雑誌, 63 (6) 389-395, 2010

間質性肺炎 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症

Kampo CONSORT Statement

荊芥連翹湯 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

荊芥連翹湯

処方よみがな

けいがいれんぎょうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 1.5   シャクヤク 1.5   センキュウ 1.5   ジオウ 1.5   オウレン 1.5   オウゴン 1.5   オウバク 1.5   サンシシ 1.5   レンギョウ 1.5   ケイガイ 1.5   ボウフウ 1.5   ハッカヨウ 1.5   キコク 1.5(またはキジツ)   カンゾウ 1-1.5   ビャクシ 1.5-2.5   キキョウ 1.5-2.5   サイコ 1.5-2.5(ジオウ   オウレン オウバク ハッカヨウのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , センキュウ , ジオウ , オウレン , オウゴン , オウバク , サンシシ , レンギョウ , ケイガイ , ボウフウ , ハッカ , キジツ , カンゾウ , ビャクシ , キキョウ , サイコ

副作用情報

間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

防風通聖散 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

防風通聖散

処方よみがな

ぼうふうつうしょうさん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 1.2-1.5   シャクヤク 1.2-1.5   センキュウ 1.2-1.5   サンシシ 1.2-1.5   レンギョウ 1.2-1.5   ハッカヨウ 1.2-1.5   ショウキョウ 0.3-0.5(ヒネショウガを使用する場合1.2-1.5   ケイガイ 1.2-1.5   ボウフウ 1.2-1.5   マオウ 1.2-1.5   ダイオウ 1.5   ボウショウ 1.5   ビャクジュツ 2   キキョウ 2   オウゴン 2   カンゾウ 2   セッコウ 2   カッセキ 3(ビャクジュツのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , センキュウ , サンシシ , レンギョウ , ハッカ , ショウキョウ , ケイガイ , ボウフウ , マオウ , ダイオウ , ボウショウ , ビャクジュツ , キキョウ , オウゴン , カンゾウ , ,

副作用情報

薬物性肝障害 , 副作用情報

処方名(漢字)

防風通聖散

処方の由来

不明

副作用の概要

薬物性肝障害

文献情報

矢野良嗣, 谷岡一, 豆谷俊一, 原口増穂, 浅井貞宏,小副川芳夫, 漢方薬による薬剤性肝障害の一例, 佐世保市立総合病院紀要, 25 95-98, 1999

 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬剤性間質性肺炎 , 薬剤性間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

生物活性情報

NO production inhibitory activity , 生物活性情報

試験名

NO production inhibitory activity

研究領域

免疫系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

<NO産生抑制試験>
96ウェルプレートにマウスマクロファージ様細胞株RAW264.7細胞を1.2×106cells/mlに調製して、200ul撒き、37℃、5%CO2の条件下で、前培養を2時間行ない、LPSを100ng/ml、IFN-γを0.3ng/mlの濃度になるように添加し、さらに、DMSOに溶解した被検物質のサンプルを100ug/mlになるように投与した。37℃、5%CO2の条件下で、16時間、本培養を行なった。

培養上清を回収し、NO2-をグリース試薬により発色させ、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式によりNO産生抑制率を算出した。
NO産生抑制率=(1(AS-AN)/(AD-AN))×100
AN:未処理群の吸光度
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

培養上清を回収した残りの細胞にMTT試薬を0.1mg/mlの濃度になるように添加し、37℃、5%CO2の条件下で、4時間、培養を行なった。培養上清を捨て、150ulのDMSOに溶解し、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式により細胞生存率を算出した。
細胞生存率=AS/AD×100
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

結果タイプ

PubMed ID

備考

サンシシ

活性試験結果情報

% inhibition

 

 Amyloid beta-induced cell death , 生物活性情報

試験名

Amyloid beta-induced cell death

研究領域

脳・神経系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

ddYマウス胎生14-15日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養2日後、20 uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。

結果タイプ

コントロール細胞の生存を100%Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)

PubMed ID

備考

活性試験結果情報

% inhibition

Amyloid beta cell death 生物活性情報

試験名

Amyloid beta cell death

研究領域

脳・神経系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

ddYマウス胎生14日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養1日後、10uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。

結果タイプ

コントロール細胞の生存を100%Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)

PubMed ID

備考

活性試験結果情報

% inhibition