生薬詳細

生薬名

ゴボウシ

生薬英名

Burdock Fruit

生薬ラテン名

ARCTII FRUCTUS

生薬和名

牛蒡子

基原植物

Arctium lappa Linné (ゴボウ) 植物詳細

植物名

ゴボウ

ラテン名

Arctium lappa Linné

科名

Compositae

和科名

キク科

一般名

ゴボウ

一般英名

品種等

分類

画像

形態的特徴

生態的特徴

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

写真ライブラリー

写真ライブラリー各種試験法詳細

生薬名

ゴボウシ

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末0.5gにメタノール20mLを加え,10分間振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする.この液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液5μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次にアセトン/酢酸エチル/水混液(15101)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これに希硫酸を均等に噴霧し,105℃で5分間加熱するとき,Rf0.4付近に赤紫色のスポットを認める.

備考

Merck社製とWako社製TLC plateの比較および、7cm10cm展開の比較


画像データ

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/217.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.34(赤紫色) 展開時間 10分 ①中国(2008年11月入手) ②日本・岩手(2007年11月入手) ③中国(2007年7月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/218.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate10cm展開) Rf値 0.32(赤紫色) 展開時間 21分 ①中国(2008年11月入手) ②日本・岩手(2007年11月入手) ③中国(2007年7月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/219.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.43(赤紫色) 展開時間 7分 ①中国(2008年11月入手) ②日本・岩手(2007年11月入手) ③中国(2007年7月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/220.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate10cm展開) Rf値 0.40(赤紫色) 展開時間 11分 ①中国(2008年11月入手) ②日本・岩手(2007年11月入手) ③中国(2007年7月入手)

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

生薬名

ゴボウシ

組織培養物及び効率的増殖法

植物体栽培及び植物の効率的生産法

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1991

北海道研究部

13185-91HK

2003

筑波研究部

0116-03TS 

部位

果実

局方収載

食薬区分

専ら医薬品(根・葉は非医)

生薬成分

リグナン誘導体:arctigenin, arctiin, lappaol AE など   ステロール:ダウコステロール   その他:inulin, palmitic acid

成分(化合物)

性状

本品はやや湾曲した倒長卵形のそう果で,長さ57mm,幅2.03.2mm,厚さ0.81.5mm,外面は灰褐色~褐色で,黒色の点がある.幅広い一端は径約1mmのくぼみがあり,他端は細まり平たんで不明瞭な縦の稜線がある.本品100粒の質量は1.01.5gである. 本品はほとんどにおいがなく,味は苦く油様である. 本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,外果皮は1層の表皮からなり,中果皮はやや厚壁化した柔組織からなり,内果皮は1層の石細胞層からなる.種皮は放射方向に長く厚壁化した表皮と数層の柔組織からなる.種皮の内側には内乳,子葉が見られる.中果皮柔細胞中には褐色物質を,内果皮石細胞中にはシュウ酸カルシウムの単晶を,子葉にはでんぷん粒,油滴,アリューロン粒及びシュウ酸カルシウムの微小な集晶を含む.

用途

発汗,利尿,抗腫瘍

調製法

エキス収率

文献情報

処方

駆風解毒湯,柴胡清肝湯,消風散

モデル試料  

遺伝子情報  

日本薬局方情報

定量法

確認試験法

確認試験法(TLC)

乾燥減量 各種試験法詳細

生薬名

ゴボウシ

試験名称

乾燥減量

分析条件

乾燥減量〈5.01〉 12.0%以下(6時間)

備考

灰分 各種試験法詳細

生薬名

ゴボウシ

試験名称

灰分

分析条件

灰分〈5.01〉 7.0%以下.

備考

酸不溶性灰分 各種試験法詳細

生薬名

ゴボウシ

試験名称

酸不溶性灰分

分析条件

酸不溶性灰分〈5.01〉 1.0%以下.

備考

エキス含量 各種試験法詳細

生薬名

ゴボウシ

試験名称

エキス含量

分析条件

エキス含量〈5.01〉 希エタノールエキス15.0%以上.

備考

精油含量

純度試験

その他

NMR情報  

漢方処方情報

生物活性情報