生薬詳細

生薬名

ガイヨウ

生薬英名

Artemisia Leaf

生薬ラテン名

ARTEMISIAE FOLIUM

生薬和名

艾葉

基原植物

Artemisia princeps Pampanini(ヨモギ) ,

植物詳細

植物名

ヨモギ

ラテン名

Artemisia princeps Pampanini

科名

Compositae

和科名

キク科

一般名

ガイヨウ

一般英名

Artemisia Leaf

品種等

分類

画像

形態的特徴

生態的特徴

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

写真ライブラリー

写真ライブラリー

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

生薬名

ガイヨウ

組織培養物及び効率的増殖法

植物体栽培及び植物の効率的生産法

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1984

筑波研究部

1786-84TS

場内自生種

種子島研究部

0000-NGTN

Artemisia montana Pampanini(オオヨモギ)

植物詳細

植物名

オオヨモギ

ラテン名

Artemisia montana Pampanini

科名

Compositae

和科名

キク科

一般名

ガイヨウ

一般英名

Artemisia Leaf

品種等

分類

画像

形態的特徴

生態的特徴

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

写真ライブラリー

写真ライブラリー

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

生薬名

ガイヨウ

組織培養物及び効率的増殖法

植物体栽培及び植物の効率的生産法

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1991

北海道研究部

13186-91HK

部位

葉及び枝先

局方収載

食薬区分

非医

生薬成分

精油:cineol, α-thujone など   脂肪酸:capric acid, palmitic acid, stearic acid など タンニン:caffetannin など   その他:ビタミン類,arachinic acid, amylase, invertase, catalase, peroxydase など

成分(化合物)

Scopoletin(スコポレチン) ,

化合物情報詳細

名称

Scopoletin(スコポレチン)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/85.png
Scopoletin.mol

分子式

C10H8O4

分子量

192.1681

IUPAC

CAS

92-61-5

Other DB

CHEBI

17488

CHEMPDB

KEGG

C01752

NIKKAJI

J4.658B

PUBCHEM

SID:4885

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

ガイヨウ(ARTEMISIAE FOLIUM)

Umbelliferone(ウンベリフェロン)

化合物情報詳細

名称

Umbelliferone(ウンベリフェロン)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/91.png
Umbelliferone.mol

分子式

C9H6O3

分子量

162.1421

IUPAC

CAS

93-35-6

Other DB

CHEBI

27510

CHEMPDB

KEGG

C09315

NIKKAJI

J4.673F

PUBCHEM

SID:11506

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

ガイヨウ(ARTEMISIAE FOLIUM)

性状

本品は縮んだ葉及びその破片からなり,しばしば細い茎を含む.葉の上面は暗緑色を呈し,下面は灰白色の綿毛を密生する.水に浸して広げると,形の整った葉身は長さ415 cm,幅412 cm12回羽状中裂又は羽状深裂する. 裂片は24対で,長楕円状ひ針形又は長楕円形で鋭尖頭,ときに鈍頭,辺縁は不揃いに切れ込むか全縁である.小型の葉は3中裂又は全縁で,ひ針形を呈する.本品は特異なにおいがあり,味はやや苦い.本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,主脈部の表皮の内側には数層の厚角組織がある.主脈部の中央部には維管束があり,師部と木部に接して繊維束が認められることがある. 葉肉部は上面表皮,柵状組織,海綿状組織,下面表皮からなり,葉肉部の表皮には長柔毛,T字状毛,腺毛が認められる.表皮細胞はタンニン様物質を含み,柔細胞は油状物質,タンニン様物質などを含む.

用途

止血,月経調整作用,去痰

調製法

エキス収率

文献情報

処方

芎帰膠艾湯

モデル試料  

遺伝子情報  

日本薬局方情報

定量法

確認試験法

確認試験法(TLC)

各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末(粉砕時に粉末とならない綿毛などは取り除くことができる)0.5gにメタノール/水混液(3:2)5mLを加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液を試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフィー用ウンベリフェロン1mg及び薄層クロマトグラフィー用スコポレチン1mgをそれぞれメタノール10mLに溶かし、標準溶液(1)及び標準溶液(2)とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィー<2.03>により試験を行う。
試料溶液10μL、標準溶液(1)及び標準溶液(2)5μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。
次に、酢酸エチル/ヘキサン/酢酸(100)混液(20:10:1)を展開溶媒として、約7cm展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長365nm)を照射するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち2個のスポットは、標準溶液(1)及び標準溶液(2)から得た青白色の蛍光を発するスポットと色調およびRf値が等しい。

システム適合性(紫外線ランプ(主波長365nm))
標準溶液(1)1mLをとり、メタノールを加えて10mLとする。
この液1μLにつき、上記の条件で試験を行うとき、青白色の蛍光を発するスポットが検出できることを確認する。

備考

Merck社製とWako社製TLC plateの比較および、7cm10cm展開の比較


画像データ

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/151.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.500.36(青白色の蛍光) 展開時間 10分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ① 日本(2006年8月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ①’日本(2006年8月入手))⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可) ② 韓国(2002年7月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ②’韓国(2002年7月入手)⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/152.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate10cm展開) Rf値 0.520.36(青白色の蛍光) 展開時間 16分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ① 日本(2006年8月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ①’日本(2006年8月入手))⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可) ② 韓国(2002年7月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ②’韓国(2002年7月入手)⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/153.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.500.39(青白色の蛍光) 展開時間 6分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ① 日本(2006年8月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ①’日本(2006年8月入手))⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可) ② 韓国(2002年7月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ②’韓国(2002年7月入手)⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/154.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate10cm展開) Rf値 0.500.35(青白色の蛍光) 展開時間 12分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ① 日本(2006年8月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ①’日本(2006年8月入手))⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可) ② 韓国(2002年7月入手)⇒綿毛などを除いた粉末(0.5g/5mL抽出・10μLスポット(試験法通りで抽出可能) ②’韓国(2002年7月入手)⇒綿毛込みの粉末(0.5g/10mL抽出・20μLスポット(嵩が高く試験方法通りでは抽出不可)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/387.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値:     標準1  標準2     標準品 0.47      0.29      試料① 0.47     0.29     試料② 0.47     0.29 展開時間 10分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレ チン(Scopoletin) ①日本・徳島(20091月入手) ②日本・徳島(20106月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/388.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate10cm展開) Rf値:     標準1  標準2     標準品 0.45    0.32      試料① 0.45   0.32     試料② 0.45   0.32 展開時間 19分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ①日本・徳島(20091月入手) ②日本・徳島(20106月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/389.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値:     標準1  標準2     標準品 0.47    0.34      試料① -     0.34     試料② -     0.34 展開時間 6分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ①日本・徳島(20091月入手) ②日本・徳島(20106月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/390.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate10cm展開) Rf値:     標準1  標準2     標準品 0.50    0.35      試料① -      0.35     試料② -      0.35 展開時間 12分  標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) ①日本・徳島(20091月入手) ②日本・徳島(20106月入手)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1234.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値: 標品1 標品2 標準品 0.46 0.31 試料① 0.47 0.31 試料② 0.47 0.31 試料③ 0.47 0.31  展開時間 10分 標準品1 ウンベリフェロン (1mg/10mL メタノール)5μL 標準品2 スコポレチン (1mg/10mL メタノール)5μL ①日本(20091月) ②日本(200910月) ③日本(20106月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1235.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値: 標品1 標品2 標準品 0.44 0.32 試料① 0.47 0.32 試料② 0.49 0.32 試料③ 0.49 0.32  展開時間 9分 標準品1 ウンベリフェロン (1mg/10mL メタノール)5μL 標準品2 スコポレチン (1mg/10mL メタノール)5μL ①日本(20091月) ②日本(200910月) ③日本(20106月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1236.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.470.33(青白色の蛍光) 展開時間 1040秒 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) 標準3 システム適合性用標準液

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1237.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.440.31(青白色の蛍光) 展開時間 740秒 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin) 標準3 システム適合性用標準液

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1238.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.510.36(青白色の蛍光) 展開時間 8分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1239.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.520.31(青白色の蛍光) 展開時間 6分 標準1 ウンベリフェロン(Umbelliferone) 標準2 スコポレチン(Scopoletin

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1240.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.490.33 展開時間 8分 標準品1 ウンベリフェロン 標準品2 スコポレチン ①韓国(2009年) ②韓国(2011年) ③韓国(2011年)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1241.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.500.34 展開時間 10分 標準品1 ウンベリフェロン 標準品2 スコポレチン ①韓国(2009年) ②韓国(2011年) ③韓国(2011年)

乾燥減量 各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

乾燥減量

分析条件

乾燥減量〈5.01〉 14.0%以下.

備考

灰分 各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

灰分

分析条件

灰分〈5.01〉 13.0%以下.

備考

酸不溶性灰分 各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

酸不溶性灰分

分析条件

酸不溶性灰分〈5.01〉 3.0%以下.

備考

エキス含量 各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

エキス含量

分析条件

エキス含量〈5.01〉 希エタノールエキス 16.0%以上.

備考

精油含量

純度試験 各種試験法詳細

生薬名

ガイヨウ

試験名称

純度試験

分析条件

アルテミシア・アルギイ 本品の粉末(粉砕時に粉末とならない綿毛などは取り除くことができる)0,5gにメタノール/水混液(3:2)5mLを加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液を試料溶液とする。別に純度試験用アルミテンシア・アルギイ0.5gにメタノール/水混液(3:2)5mLを加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液を標準液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/ヘキサン/酢酸(100)混液(20:10:1)を展開溶媒として約7cm展開した後、薄層板を風乾する。これに希硫酸を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱した後、紫外線(主波長365nm)を照射するとき、標準溶液から得た緑色の蛍光を発するスポット(Rf値0.5付近)と等しい位置に試料溶液ではスポットを認めない。

備考


画像データ

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1242.jpg

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値:  標準品 0.43 試料①  - 試料②  - 試料③  -   展開時間 7分 標準品 アルテミシア・アルギィ ①日本(20091月) ②日本(200910月) ③日本(20106月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1243.jpg

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値:  標準品 0.50 試料①  - 試料②  - 試料③  -   展開時間 7分 標準品 アルテミシア・アルギィ ①日本(20091月) ②日本(200910月) ③日本(20106月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1244.jpg

備考

Merck社製 TLC plate7cm展開) Rf値:  0.49 (緑色蛍光)   展開時間 8分 標準品 アルテミシア・アルギィ ①日本 ②日本 ③日本

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1245.jpg

備考

Wako社製 TLC plate7cm展開) Rf値:  0.44 (緑色蛍光)   展開時間 6分 標準品 アルテミシア・アルギィ ①日本 ②日本 ③日本

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1246.jpg

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値: 標品1 標品2 標準品 0.46 0.31 試料① 0.47 0.31 試料② 0.47 0.31 試料③ 0.47 0.31  展開時間 10分 標準品1 ウンベリフェロン (1mg/10mL メタノール)5μL 標準品2 スコポレチン (1mg/10mL メタノール)5μL ①日本(20091月) ②日本(200910月) ③日本(20106月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1247.jpg

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.42・試料なし 展開時間 9分 標準品 アルテミシア・アルギイ ①韓国(20128月) ②韓国(20118月) ③韓国(20107月) ④日本(20101月)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1248.jpg

備考

Merck 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.45 展開時間 1040秒 標準品 アルテミシア・アルギイ

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/1249.jpg

備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値 0.43 展開時間 740秒 標準品 アルテミシア・アルギイ

その他

NMR情報  1NMR情報一覧

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No.

NMR TYPE

マシン名

生薬名

生薬ラテン名

モデル試料

化合物名

1

1H-NMR

日本電子 ECS400

ガイヨウ

ARTEMISIAE FOLIUM

Umbelliferone(ウンベリフェロン)

NMR情報詳細

生薬名

ガイヨウ

モデル試料

NMR TYPE

1H-NMR

マシン名

日本電子 ECS400

磁場(MHz)

399.7822

溶媒

DMSO-d6

測定温度()

25

積算回数()

8

試料量

45mg

スペクトル

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/NMR_DATA/SPECTRUM_FILE/thumbnail/144.JPG

JCAMPファイル

Umbelliferone.jdx  (viewer *for windows)

FIDファイル

Umbelliferone.jdf

帰属情報

化合物名

Umbelliferone(ウンベリフェロン)

備考

溶媒量:0.65mL 和光純薬提供

 

フォームの終わり

漢方処方情報

生物活性情報

化合物情報詳細

名称

Umbelliferone(ウンベリフェロン)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/91.png
Umbelliferone.mol

分子式

C9H6O3

分子量

162.1421

IUPAC

CAS

93-35-6

Other DB

CHEBI

27510

CHEMPDB

KEGG

C09315

NIKKAJI

J4.673F

PUBCHEM

SID:11506

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

ガイヨウ(ARTEMISIAE FOLIUM)