ヒステリー
一般的に、ヒステリーを単に感情的に興奮した状態を指すことが多いのですが、医学的には、神経症のひとつの型で、自分では意識していないような欲求不満が積み重なり、それが爆発して、身体が病気になったように見える状態をいいます。

当人は、はっきり意識しているわけではありませんが、病気にのがれて自分を防衛して、また、欲望を満たしていくという動機が認められ、また、感情が変化しやすく、自分を誇張して見せようとする性格の人が多いようです。

急に身体を弓なりにして頭部をのけぞらせたり、足と頭で全身を支えるようにして痙攣を起こしたり、どこも悪くないのに、立てない、歩けない、声が出ない、目が見えない、耳が聞こえないなど、さまざまな症状が表れます。

「ヒステリー」 (民間薬)
カノコソウ サフラン ショウブ      
薬用植物名 採集時期 成分 薬効 用法説明
オニノヤガラ 塊茎(開花期)   頭痛、めまい、ヒステリー 天麻(てんま)3〜6グラムを1日量として、水0.2リットルで半量まで煎じて、1日3回に分けて服用する
薬草の用い方は「健康を維持するための薬草・用法から」健康補助食品・飲料の各コンテンツをご覧ください。