オクラ                (アオイ科トロロアオイ属:1年草:草丈 〜100センチ:花期 〜8月)

生活習慣病予防便秘予防 美肌促進

学名:アオイ科/属名:トロロアオイ属
和名:--/学名:Abelmoschus esculentus Moench
アフリカ北東部原産で日本の暖地で栽培

アオイ科トロロアオイ属トロロアオイ(黄蜀葵)

見分け方・特徴

枝は直立して高さ1メートル程度
葉は互生し、長い柄があり、掌状に深く切れ込む
花は、ワタやトロロアオイ、ハイビスカスに似て、美しい黄色の花弁に、ワインレッドの花芯をつける

日本で、オクラを食用にしたのは最近で、花の観賞用や種子を炒ってコーヒーの代用にした
採集と調整
家庭菜園にも栽培できるが、ワタノメイガの幼虫が葉を筒状に巻いて落葉することが多いので、八百屋などで買い求める
薬効・用い方
オクラ特有のネバネバ成分は、糖質のガラクタンにたんぱく質が結合したムチンで、肝臓や腎臓の働きを促進し、コレストロール値や血糖値を抑制して便秘を改善する

また、カリウム、カルシウム、リンなどのミネラルの含有量も多く、高血圧や骨粗しょう症の予防にも効果がある万能野菜として知られる
その他
名の由来は、Okura(オクラ・英名)で、西アフリカの原住民の名をそのままつかった

原産地のアフリカ北東部では、紀元前2000年頃には、栽培されていたという古い野菜で、スペインを経て、18世紀にアメリカに渡り、日本には、明治6年以前に、アメリカから渡来した