防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
適応症 肥満症 関節炎 関節リューマチ 多汗症        
               
               
目  標 水ぶとりで皮膚の色が白く、疲れやすくて浮腫(ふしゅ)または汗をかきやすいもの。
構  成 防已(ぼうい):4 黄耆(おうぎ):4 朮(じゅつ):2 生姜(しょうきょう):2 大棗(たいそう):2
甘草(かんぞう):1        
         
         
備  考 本方は、色白で筋肉がぶよぶとした、いわゆる水ぶとり体質の人の痩せ薬として繁用されています。中年以降の女性肥満者で、運動不足の人にこのような症状が多く見受けられます。反対に卒中体質で脂肪ぶとりのひとには、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)が適します。

本方は、また膝関節炎(しつ)によく用いられるもので、汗かきで体が重く疲れやすいといった症状のある水ぶとり体質の人によく適応します。このとき関節の腫脹、疼痛(とうつう)が強い場合には、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)と合わせて用います。