ヒメカンスゲ          (カヤツリグサ科スゲ属:常緑多年草:草丈 〜20センチ:花期 〜5月)

DATA

科名:カヤツリグサ科/属名:スゲ属
和名:姫寒菅/学名:Carex conica Boott

2008/04/05 新潟県日本平山近辺

本州、四国、九州の山地の乾いた斜面などに群生

カヤツリグサ科スゲ属カサスゲ(笠萓)
カヤツリグサ科スゲ属タヌキラン(狸蘭)

根元から葉を叢生する常緑の多年草
葉は硬く細く長い針形、濃緑色、幅約3ミリ、長さ10〜20センチ
花は、春3〜4月頃に花茎を出して上部に数個の茶褐色の花穂をつける
一番上部の雄花1個、その下部は黄褐色の雌花が多数つく
風が吹くと雌花は受粉して種をつくる

名の由来は、冬でも葉が枯れない菅(すげ)から、カンスゲ(寒菅)の名になった、また、カンスゲより小型から、ヒメカンスゲの名になった