ウズラバハクサンチドリ (ラン科ハクサンチドリ属:多年草:草丈 〜40センチ:花期 〜8月)

DATA

科名:ラン科/属名:ハクサンチドリ属
和名:鶉葉白山千鳥/学名:Orchis aristata F.punctata TATEWAKI

2007/07/24 福島県・郡山・逢瀬公園
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北海道、本州中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の湿った草地
千島列島、アラスカ、アリューシャン、カムチャッカ、サハリン、朝鮮半島、東アジア北部に分布
葉に暗紫色の斑点の無いハクサンチドリ、山形県月山のガッサンチドリ

根は肥大、茎は直立して高さ20〜40センチ
葉は、基部は茎を抱き、倒披針形、3〜6枚つき長さ5〜15センチ、幅1〜3センチ、暗紫色の斑点がある
花は、紅紫色〜淡紅色、長さ約1センチ、花穂に総状に10数個つく
花の左右に鳥が羽を広げたように見える側がく片が2枚、花の下部の唇弁(しんべん)は、鳥の口ばしのように尖る

名の由来は、花の咲く様子を、千鳥(ちどり)が飛び舞うように見立て、白山産の「草木図説(そうもくずせつ)」から、ハクサンチドリの名になったという
また、鶉葉(うずらば)は、葉の暗紫色の斑点からついた